長崎県高総体がきょう開幕 88校9869人が熱戦! 「悔いが残らないよう戦いたい」

本番に向けて最終調整に励む長崎西サッカー部の選手たち=長崎市、長崎西高グラウンド

 「今こそ 解き放て情熱を 掴みとれ勝利を」をスローガンにした第76回県高校総合体育大会(県高総体)は31日、長崎市のベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場で総合開会式が行われ、8日間にわたる県内高校スポーツの祭典が幕を開ける。
 7日まで8市1町59会場で30競技を実施。88校9869人の選手たちが、長崎県など4県で開催されるインターハイ(北部九州総体)、九州大会の出場権獲得や、それぞれの目標達成などを目指して仲間たちと一緒に熱戦を繰り広げる。
 総合開会式は83校から約2400人が参加予定。午後3時の開式通告後、選手団が入場する。行進は昨年同様、第4ゲートから競技場に入ってメインスタンド前を通過後、直進して第1ゲートから退場。そのままメインスタンドに着席する。続いて、長崎北の山野里紗生徒会長が歓迎の言葉を述べ、長崎工水球部の岡秀眞主将が選手宣誓する。
 開幕を翌日に控えた30日、選手たちは県内各地で最終調整。長崎西サッカー部は学校のグラウンドで試合形式の練習やセットプレーの確認などをした。松田颯太主将は「このメンバーで一緒にできる最後の大会。悔いが残らないように戦いたい」と意気込んでいた。

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