夜も眠らない鄂州花湖国際空港 中国初の貨物ハブ空港

夜も眠らない鄂州花湖国際空港 中国初の貨物ハブ空港

 【新華社鄂州5月31日】中国湖北省鄂州(がくしゅう)市にあり、河川交通の大動脈である長江黄金水道にも近い鄂州花湖国際空港が、中国初の貨物専用ハブ空港として昼夜を問わず活発に利用されている。

 同空港は2022年7月に完成し運用を開始。すでに48の国内貨物路線、17の国際貨物路線が就航し、国際貨物・郵便の取扱量は累計8万トンを超えた。75万平方メートルの積み替えセンターと総延長52キロのAIによる自動仕分けラインを構築、アジアをカバーし欧米にも広がる航空貨物ネットワークを実現している。

 深夜になっても鄂州花湖国際空港の明かりが消えることはない。1機また1機と着陸する貨物機から作業員が貨物をすばやく降ろす。仕分け場へと運ばれた貨物は自動仕分けシステムで再びまとめられ、次の貨物機に積み込まれる。眠ることのない夜の空港の姿を記者のカメラが捉えた。(記者/肖芸九)

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