日産スタジアム、飲食売店の「焼きそば」の一部にカビが 購入客の商品を回収、お詫びと再発防止を発表

横浜市にある日産スタジアムは2024年5月30日、同スタジアム内の飲食売店で販売していた「焼きそば」に一部カビが生えたものを提供していたと、公式サイトで謝罪した。同商品の購入客3人から申し出があり、問題が発覚したと経緯を説明している。

売店への検品の指導を徹底

問題が発生したのは、5月29日開催の明治安田J1リーグ第9節柏レイソル戦。26日に廃棄すべきだった売れ残り商品が11個、店舗内の保管用発砲スチロール製の箱の中に破棄されず保管されていたという。

この箱が販売用の商品を保管するものと類似しており、29日の店舗アルバイトスタッフがこれを販売するものと誤認識し、11個のうち3個を販売。問題が発覚したあと、残りの8個の焼きそばは全て処分。回収した3個を含め計11個を廃棄処分した。

3人のうち1人が少量を食べてしまったが、30日時点で健康状態に異常がないことを確認いるという。

日産スタジアムは、同売店への検品の指導を徹底し、今回の事案を全売店に共有した上で管理を徹底すると、今後の方針を示している。

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