女性誌「ハルメク」が読者と開発する「ハルメクのおせち」を見てきました!

50代以上の女性をターゲットにし、全国に多くの読者を持つ定期購読誌「ハルメク」。2007年から毎年読者と一緒に商品開発を続けている「ハルメクのおせち」は、累計販売台数40万台を突破し、ハルメクの通販商品の中でもトップクラスの人気なのだそう。2025年お正月に向けて5年ぶりに開催された、「ハルメクのおせち」読者試食会・大阪会場を取材しました。

出典:リビング大阪Web

2025は〝驚きと発見〟がコンセプト 参加者の評価は?

東京・大阪会場の各定員60人に対し、合計600組以上、900人を超える応募があったという今回の試食会。高倍率を突破した読者女性が集結し、開始前から熱気を感じます!

「ハルメクのおせち」は、急速凍結で作り立てのおいしさを閉じ込め、24時間前に冷蔵庫で解凍すればOKの、忙しい年末にうれしい冷凍おせち。だしのうま味をいかした薄味で作られています。また、例えば3人前ならエビが3尾、6人前なら魚が6切れと、人数分きちんと食べられる具材が入っているのも特徴。読者の声に応えて、主原料の産地を毎年確認し、合成着色料・保存料は不使用です。

そんな「ハルメクのおせち」作りは、毎年1月に、おせち購入者のアンケートに全て目を通し、不満点や改善点を確認するところからスタート。コロナ禍では読者を招いての試食会を開催できず、モニターの自宅に試食品を届けて意見を聞いていたといいます。

「毎年、ずっと進化はしているんですけれど、今回は〝驚きと発見〟をコンセプトにしました。味だけでなく、見た目も評価していただけたら」と、ハルメクの通販本部長・金山博さん。伝統的な縁起ものや贅沢食材を使いながらも、三世代で楽しめて最後まで食べ飽きない、彩り華やかなおせちを目指したという、そのラインアップを一部紹介します!

※写真は取材時のサンプル。発売時には内容が変更になる可能性があります。

出典:リビング大阪Web

これは毎年一番人気という早期限定のプラチナおせち「さくら」2人前(2万3600円)。上質なメニューを少しずつ、シリーズ最多となる計45品目の和洋のオードブルが楽しめます。

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プレミアムおせち「福寿」3人前(2万6700円・41品目)は、伊勢エビをはじめとする和の豪華メニューに、野菜とレンズ豆のテリーヌなど洋の新食感メニューを組み合わせた贅沢なおせちです。

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スタンダードおせち「彩」では、1万円を切る価格設定の1人前おせち(25品目・8000円)が今年初めて登場。

出典:リビング大阪Web

各テーブルに配られる試食品の様子。30品近くの料理を試食して一つ一つ評価していく、なかなか根気のいる作業です。もちろん、各おせちのお重の盛り付けもチェックします。

出典:リビング大阪Web

アンケートに記入した意見が商品に反映されるとあって、参加者の表情も真剣そのもの。「おいしいね」「これは三世代で楽しめそう」といった声にまじり、「このメニュー、とても手が込んでいるけれど、それが味でいまいち伝わってこないのが惜しい」という厳しい意見もときには聞こえてきたりして、さすがは経験豊富なみなさん。今後は、読者試食会の結果を経て、内容のブラッシュアップはもちろん、メニューの入れ替えも想定しているそうです。

6月には最終形のおせちが完成し、8月に予約販売が始まる予定です。楽しみですね!

ハルメク通販サイト https://ec.halmek.co.jp/shop/

※「ハルメクのおせち」の予約販売は8月中旬以降を予定

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