「なまってんのは、東京の方かもしんねーんだかんな」SBSラジオの番組が「ギャラクシー賞」大賞受賞 方言アクセントに着目したエンタメに脚光

「方言、アクセント」をテーマとしたSBSラジオの番組がギャラクシー賞の大賞に選ばれました。

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ギャラクシー賞は放送批評懇談会がテレビ・ラジオの優秀な番組などに贈るもので、2024年の「ラジオ部門」では「SBSラジオギャラリー方言アクセントエンターテインメント~なまってんのは、東京の方かもしんねーんだかんな~」が大賞を受賞しました。

5月31日、都内で行われた贈賞式には番組の制作とパーソナリティーを担当した野路毅彦アナウンサーが出席し、トロフィーを受け取りました。

この番組は、日本語のアクセントに注目し、「静岡県内の一部や栃木県などの人が話すアクセントのない言葉こそが元々の日本語で、いま、標準語とされる東京の言葉の方がなまったものかもしれない」という説をさまざまな例を挙げながら考えていくもので、調査・取材を重ねた上で方言の研究者や芸人と一緒になって専門的な話を分かりやすく伝えた点が評価されました。

SBSが、テレビも含め、ギャラクシー賞大賞を受賞するのは初めてです。

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