残雪と湖の緑、木々の緑を抜け頂上へ 待望の夏山シーズン到来 岩手県と秋田県にまたがる八幡平で山開き

待望のシーズン到来です。岩手県八幡平市と秋田県にまたがる八幡平が5月31日山開きし登山者たちが頂上を目指しました。

午前10時、八幡平山頂レストハウスに八幡平市や秋田県鹿角市の関係者合わせて50人が集まり、シーズン中の安全を祈願しました。

(鹿角市山岳会 岩城淳一会長)
「これから本格的な登山シーズンが始まるのでたくさんの方に八幡平に足を運んでいただきたい」

準備を整え登山隊は早速山頂を目指しました。登山道は多少雪が残っているものの歩きにくさはなく、雪解けの鏡沼(かがみぬま)が竜の目のように見える「ドラゴンアイ」の脇を通って一行は20分ほどで頂上に到着です。八幡平市の翌檜(あすなろ)山岳会と秋田県の鹿角市山岳会の代表がピッケルを交換しバンザイをして山開きを祝いました。

(翌檜山岳会・村上伸男代表)
「シーズンが始まったという新たな気分。湖の緑とか木々の緑とか大変素晴らしい」

一行は待ちわびた登山シーズンの到来に心を躍らせていました。

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