伊勢原ロータリークラブ 「これからも進化続ける」 創立55周年の節目祝う 伊勢原市

あいさつに立つ須藤会長

地域で多彩な奉仕活動を展開する伊勢原ロータリークラブ(須藤宣弘会長)は5月11日、創立55周年記念式典と祝宴をレンブラントホテル厚木で開催した。クラブメンバーをはじめ来賓や関係者らが集い、節目の年を祝った。

伊勢原ロータリークラブは、アポロ11号が人類初の月面着陸に成功し、国内では東名高速道路が全面開通した1969(昭和44)年、秦野ロータリークラブをスポンサーに、創立メンバー24人で伊勢原の地に誕生。翌年には認証状伝達式・チャーターナイトを東海大学湘南校舎で行った。

会員は現在49人で、青少年の健全育成、社会奉仕や国際奉仕など多彩な活動を展開している。式典冒頭ではこれまでのクラブのあゆみがスライドで上映された。

来賓には、ガバナー経験者である国際ロータリー2840地区(群馬県)の牛久保哲男氏や森田高史氏、2780地区(横浜・川崎を除く神奈川県)の竹内万也氏、佐野英之氏、次期ガバナーの佐々木辰郎氏をはじめ2019年に友好クラブ締結を行った伊勢崎ロータリークラブの原敬会長、伊勢原・秦野市内クラブの会長たちが招かれ、記念の年を祝った。

あいさつに立った55周年実行委員長の飯田隆三氏はクラブの歴史を振り返るとともに60年に向けての通過点としてカジュアルなスタイルで式典を企画したとし、「我々の奉仕活動に終わりはない。伊勢原ロータリークラブが地域の中で、より一層の存在感を示すために進化を続けることが重要」とし「会員同士が信頼し、助け合い、よりよいクラブとして成長するために新たな活動を展開していく」と述べた。

今年度、「クラブライフを楽しもう」をスローガンに掲げた第55代会長の須藤氏は「当クラブではこれまで故・濱田勝彌氏、故・加藤宗兵衛氏の2人のガバナーを輩出し、2025年度には3人目となる松下孝氏が就任を予定している。これもひとえに皆様のおかげと感謝申し上げる。今後も60年、70年、80年に向けてますます会員一同精進していきたい」と力強く語った。

式典後には、祝宴が催され、来賓による祝辞や鏡開き、会員らによる歌謡ショーやマジックなどが披露され、大いに盛り上がりを見せていた。

祝宴で行われた鏡開き

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