吉田羊&山崎まさよし 余命1週間の女子高生を持つ両親に 「ハピネス」映像

窪塚愛流と蒔田彩珠主演の、嶽本野ばらによる同名小説の映画化作「ハピネス」(上映中)から、余命1週間の女子高生・由茉(蒔田彩珠)の両親を演じる吉田羊と山崎まさよしが登場する本編シーンを集めたPV「由茉の両親編」が公開された。

娘に好きなことをさせると決めた両親のほほ笑ましい姿や、家族団らんのシーン、病院で余命宣告をされた際のシーン、そして、由茉がいなくなってしまうかもしれないことが不安でたまらない恋人・雪夫を励まし、抱きしめる場面などが収められている。娘の恋人を抱きしめ、「私たちもあなたと同じだから。覚悟なんてやっぱりできないから」と、涙を精一杯にこらえながら、大切な人を失うかもしれない不安や怖さに対する親の気持ちを語るシーンが見られる。

雪夫を演じた窪塚愛流は「雪夫役として、抱きしめてもらったり、背中を押してもらった時に、その手のぬくもりが体中に伝わってきて泣きそうになりました」と、吉田や山崎とのシーン撮影を振り返っている。

「ハピネス」は、残り少ない日々を命の限り輝かせようとする少女と、そんな彼女の夢を全力で支えようと奔走する少年とが繰り広げるラブストーリー。嶽本野ばらによる同名小説が原作で、窪塚愛流と蒔田彩珠が主演を務め、吉田羊、山崎まさよし、橋本愛らが顔をそろえる。監督は数々の人間ドラマを描いてきた篠原哲雄。脚本を、「ドクター・デスの遺産 BLACK FILE」「夜明けの街で」の川﨑いづみが担当している。

【作品情報】
ハピネス
上映中
配給:バンダイナムコフィルムワークス
©嶽本野ばら/小学館/「ハピネス」製作委員会

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