「衝撃だ!監督が代わっても危機はそのまま」バイエルンの韓国代表キム・ミンジェ、コンパニ新体制でも“放出候補1位”に母国メディアは愕然「不安な立場だ」

新体制になっても厳しい評価は変わらないようだ。

無冠に終わったバイエルンは5月29日、ヴァンサン・コンパニの監督就任を発表した。ただ、トーマス・トゥヘル前監督の下で、今シーズンの後半戦は控えに降格した韓国代表DFキム・ミンジェは依然として放出の候補だという。

韓国メディア『マイデイリー』は「衝撃だ!バイエルンのCB放出の1位がキム・ミンジェ。監督が代わっても危機はそのまま」と題した記事を掲載。次のように報じた。

「キム・ミンジェの巻き返しに対する期待感は大きかった。キム・ミンジェはトゥヘル監督の下でベンチに追いやられた。序盤は先発で出たが、冬の移籍市場でエリック・ダイアーが来てすぐに押し出された。特にレアル・マドリーとのチャンピオンズリーグ準決勝第1レグで2失点に関与し、『魔女狩り』に遭った

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同メディアは「トゥヘル監督は去り、コンパニ体制で新たにチームを再編している。ところがコンパニ監督の下でもキム・ミンジェの立場は不安だ。放出の可能性を排除できない状況だ」とし、こう続けている。

「キム・ミンジェと共にベンチに追いやられたダヨ・ウパメカノも同じような立場だ。どちらも放出される可能性が非常に大きい。このような状況でも、フランスの『レキップ』はウパメカノの残留を見込んだ。そうなると放出候補1位はキム・ミンジェになる」

記事は、ベルギー人指揮官が古巣のマンチェスター・シティからCBジョン・ストーンズの獲得を狙っていると報道。「つまり、新しいCBを迎え入れ、既存のCBの誰かが退団しなければならないという意味だ」と伝えた。

キム・ミンジェの去就は果たしてどうなるのか。母国メディアは退団を懸念しているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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