高校生数学コンテスト 済美平成、世界4位 得意分野生かし達成感 4人で役割分担

高校生が数学力を競う世界大会で4位に輝いた済美平成中教校自然科学部のメンバー(前列左から澤近さん、稲田さん、後列左から前田教諭、中島さん、上田さん)

 3月にオランダで開かれた高校生の数学コンテスト「Math A―lympiad(マス エーリンピアード)世界大会」で、愛媛県の済美平成中等教育学校(松山市空港通5丁目)自然科学部のチームが4位入賞した。目標の優勝には届かなかったが「それぞれの得意分野を生かして積み上げてきたことを出せた」と達成感を語った。

 同大会は数学的思考を用いて実社会に起こりうる課題の解決策を競うコンテスト。36回目となる今回はオランダやドイツなど5カ国から計10チームが出場。3、4人のグループで2日間かけて、救急車を呼び出すシミュレーションの課題に挑戦した。

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