三朝温泉と三徳山 33のトリビア紹介 パンフレット発行

三朝温泉と三徳山にまつわる33個のトリビアが詰め込まれたパンフレット=5月30日、三朝町役場

 三朝町日本遺産活用推進協議会は、日本遺産の三朝温泉と三徳山にまつわる小話を詰め込んだパンフレット「三朝温泉三徳山33トリビア」を発行した。同町の担当者は「地元の人でも意外と知らないような情報も載せている。パンフレットを通じて、少しでも魅力を感じてもらえたら」と期待する。

 パンフレットは、日本遺産の魅力増進や観光客へのおもてなしの一環として活用しようと作成。「河原風呂入り口にある小さなほこらの前で、好きな歌を歌うとイボが取れる」「三徳山三仏寺で毎月18日に行われる護摩法要では、月替わりのかゆが振る舞われる」など、“三”朝温泉と“三”徳山にちなんだ計33個のトリビアを紹介している。

 裏面には、トリビアに関連する場所を示した地図を掲載。インバウンド(訪日客)向けに英語版も作った。サイズはA3判で、持ち運びやすいようコンパクトに折りたたんでいる。5千部を印刷し、同温泉観光協会などで配布している。

 町観光交流課の山本勇樹主任(36)は「パンフレットを見ながら散策すれば、思わず『へぇ~』と言いたくなる発見があるかも。三朝を巡る時の参考になれば」と話した。

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