平野美宇、対戦決定の世界2位・王曼昱相手には「下克上を起こせるように準備したい」　パリ五輪を前に東京との違いにも言及【WTTチャンピオンズ重慶】

卓球の「WTTチャンピオンズ重慶」は5月31日、女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング11位の平野美宇（木下グループ）は同24位のディナ・メシュレフ（エジプト）と対戦。3－0で勝利し、2回戦進出を決めた。

平野は第1ゲーム、サービス、レシーブともに冴え、11－5で幸先良いスタートを切る。続く第2ゲームは相手の時間も作られながら11－8で奪い王手をかける。そのまま第3ゲームも流れを切らさず11－7でものにし、チャンピオンズでは初勝利を飾った。

平野の試合後のコメントは以下の通り。
※取材協力：WTT

■対中国を警戒も早田らに言及

東京五輪の時と違い、試合がたくさんある状況なので、今は試合の中で修正していく。そういう感じでパリに向けてはやっていきたい。

中国選手の代表選手はとても強いですが、自分の位置には中国選手以外にも早田（ひな）選手やシン・ユビン選手がいる。

ほかの海外選手も自分より世界ランクが上の人たちがたくさんいるので、まずはその選手たちに追いつけるように頑張りたい

まずはチャンピオンズの大会で勝つことができなかったので、1回でも勝つことが目標だった。

この1回戦に勝って次は王曼昱選手か伊藤選手という自分より世界ランクが上の選手と試合をすることになるので、ここで下克上を起こせるように明日の試合までしっかり準備したい。
※王曼昱が伊藤に3－0で勝利