「混乱を招く展開となった」なでしこジャパン相手にシュート0本。NZメディアが懸念「攻撃で威力を発揮できなかった」

日本女子代表は5月31日、スペインで国際親善試合のニュージーランド女子代表戦に臨み、2-0で快勝を収めた。

立ち上がりからから主導権を握ったなでしこジャパンは、45+2分に田中美南のゴールで先制。さらに後半開始早々の47分には、CKから古賀塔子がヘディングで追加点を挙げ、この2点のリードを最後まで守り抜いた。

ニュージーランドメディア『Stuff』は、「フットボール・ファーンズ(ニュージーランド女子代表の愛称)、スペインで日本に敗れる」と題し、試合結果をこう伝えた。

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「ボール支配率は互角だったにもかかわらず、日本は14本のシュートを放ったが、ニュージーランドは0本だった。ニュージーランドは試合中、激しく戦い、ボールを均等に保持したが、FIFAランキング7位のワールドクラスの相手に対して攻撃で威力を発揮できなかった」

また、ニュージーランド女子代表は、ジトカ・クリムコヴァ監督が雇用関連問題の調査が終了するまでの間、休職中であると説明しつつ、「マイケル・メインが暫定監督を務めるフットボール・ファーンズにとっては混乱を招く展開となった」とした。

日本の次戦は6月3日に行なわれ、再びニュージーランドと相まみえる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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