5つの橋を光でつなぐ「ライトブリッジ構想」始動 夜景やにぎわい向上へ…福井県の足羽川一帯を整備

福井県福井市の木田橋から九十九橋までの五つの橋を光でつなぐ「ライトブリッジ構想」のイメージ。本年度から一部整備が始まる

 福井県福井市中心市街地の足羽川に架かる橋や堤防沿いを光で結ぶ「ライトブリッジ構想」が具体化に向けて動き出す。福井県と福井市が連携しながら、本年度は堤防内の一部遊歩道ライトアップ整備などを実施し、一帯の夜間景観や回遊性の向上につなげていく。

 同構想は、福井商工会議所を交えた「県都にぎわい創生協議会」が策定したまちづくり指針「県都グランドデザイン」の取り組み目標の一つ。2030年ごろまでの短期~中期目標で、具体的には木田、泉、幸、桜、九十九の五つの橋とそこを結ぶ堤防沿いが対象。アリーナ構想の事業候補地でもある市東公園周辺から浜町や片町などの繁華街を結ぶ動線を整備して、人の流れを創出する狙いがある。

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