「雇用情勢は減速傾向」 4月の有効求人倍率1.22倍で前月から横ばいも新規求人は製造業中心に減少 岩手労働局

今年4月の岩手県内の有効求人倍率は1.22倍で、前の月と同じ水準となりました。

岩手労働局によりますと、4月の県内の有効求人倍率は前の月と同じ1.22倍でした。一方、直近の雇用情勢を表す新規求人倍率は1.74倍で前の月より0.20ポイント低下して、3か月ぶりに前の月を下回りました。新規求人数をみると、飲食店サービス業や医療福祉関係で前の月を上回る求人が出ていますが、食料品や電子部品などの製造業の多くが減少しています。岩手労働局は「県内の雇用情勢は減速傾向がみられ、引き続き物価上昇などの影響に注意する必要がある」としています。

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