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6月1日(現地時間5月31日)。サクラメント・キングスのマイク・ブラウンHC(ヘッドコーチ)が、チームと2026-27シーズンまでの延長契約に合意したと『The Athletic』、『ESPN』が報じた。
『The Athletic』のシャムズ・シャラニア記者によると、ブラウンHCの延長契約は3シーズンで3000万ドル(約47億1000万円)、年平均で1000万ドル(約15億7000万円)の高額になるという。
54歳のブラウンHCは、これまでクリーブランド・キャバリアーズ、ロサンゼルス・レイカーズで指揮を執ってきたほか、ワシントン・ウィザーズ、サンアントニオ・スパーズ、インディアナ・ペイサーズ、ゴールデンステイト・ウォリアーズでアシスタントコーチ(AC)も務めた経験を持つ。
2022-23シーズンにキングスの指揮官へ就任すると、チームをウェスタン・カンファレンス3位の48勝34敗へ導き、2006年以来17年ぶりにプレーオフ進出を果たした。
今シーズンも勝率5割を超える46勝36敗を残したキングスは、ウェスト9位でレギュラーシーズンを終え、ウォリアーズとのプレーイン・ゲームを制して第8シード獲得をかけた一発勝負へ駒を進めたものの、ニューオーリンズ・ペリカンズに敗れたため、あと一歩でポストシーズン出場を逃した。
とはいえ、ブラウンHCは昨シーズンに最優秀コーチ賞に選ばれたほか、就任最初の2シーズンでいずれも勝ち越しを記録。これはキングスの指揮官として1998-99、1999-00シーズンのリック・アデルマン以来初のこと。
ブラウンHCの下、キングスはディアロン・フォックス、ドマンタス・サボニスという2枚看板を中心とした布陣で、来シーズンにプレーオフ返り咲きを狙うこととなる。