極彩色の大行燈競演 庄川観光祭が開幕

コンクールで勢揃いした大行燈=1日午後9時20分、砺波市庄川町青島

 第72回庄川観光祭は1日、砺波市庄川町地域で開幕し、武者や宝船などの縁起物が描かれた極彩色の夜高行燈(あんどん)が引き回され、熱気に包まれた。呼び物の「夜高行燈コンクール」(富山新聞社後援)では9基の大行燈が競演。審査後は「合わせ」と呼ばれる勇壮なぶつかり合いを繰り広げた。

 大中小の行燈が夕方から「ヨイヤサ」「ヨイヤサ」の掛け声に合わせて巡行。コンクールでは9基が庄川生涯学習センター前にそろい、色合い、形、統率力を競った。たいまつ行進やヤマメつかみ取りもあった。

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