富山マラソン、新湊の変更コース検定 日本陸連

コースの距離を計測する検定員=射水市海王町

 11月3日に行う県内最大のフルマラソン大会「富山マラソン2024」に向け、日本陸上競技連盟は1日、射水市新湊地域の一部コースの検定を行った。新湊大橋から庄川左岸までの5キロを自転車で走り、距離を確認。能登半島地震の影響でコースが一部変更されることに伴う対応で、7月中旬に同連盟から公認が得られる見込み。

 変更される区間は、新湊漁協から新湊きっときと市場北側までの約700メートル。道路の陥没などの被害が複数あり、出場者の安全確保のためコース南側に新コースを設けた。

 この日は、日本陸連の検定員3人が、車輪の回転数を数えるカウンターを付けた自転車で、新コースを走行した。距離が90メートル足りないことが分かったため、富山高専射水キャンパス前の折り返し地点を延長する。

 大会は実行委と富山陸上競技協会主催。県と富山、高岡、射水の3市、北日本新聞社共催。

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