［ロンドン １日 ロイター］ - サッカーの欧州チャンピオンズリーグ（ＣＬ）は１日、ロンドンのウェンブリー競技場で決勝を行い、レアル・マドリード（スペイン）がドルトムント（ドイツ）を２─０で下し、最多記録を更新する通算１５回目の欧州制覇を達成した。
レアルは前半を通じてドルトムントに圧倒されたものの、後半２９分にダニ・カルバハルが今季限りで現役を引退するトニ・クロースのＣＫに頭で合わせて先制ゴールをマーク。さらにその９分後、ビニシウス・ジュニオールが追加点を決めた。
レアルは欧州カップ戦の決勝では１１連勝。過去１１シーズンで６回目となるＣＬ優勝を果たした。レアルは今季国内リーグと合わせて２冠を達成。
レアルのカルロ・アンチェロッティ監督は指揮官としてのＣＬ最多優勝記録を５回に更新。同監督は選手時代にもＡＣミラン（イタリア）で２回、欧州制覇を果たした。
ドルトムントは２０１３年以来、クラブ通算３回目のＣＬ決勝を優勝で飾ることはできなかった。
