市職員 クマにかまれけが 左手の親指5針縫う 猟友会員襲われるのを助けようと…【長野・塩尻市】

塩尻市で1日、ニホンジカのわなにかかったクマに市の職員がかまれけがをしました。
クマはその場で駆除されました。
1日午前7時すぎ、塩尻市宗賀の山林でニホンジカのくくりわなにクマがかかっているのがみつかりました。
クマの捕獲のため猟友会の会員と市の担当職員など3人が現場を訪れたところ、クマはわなから抜け出し猟友会の会員を襲おうとしました。

■現場を目撃した人
「(最初)見た時は隠れている感じ、小さく様子を見ている。人が近づいたらそれに対して動き始めた」

市の職員は猟友会員を助けるためクマを木の棒でたたくなどしたところ、左手をかまれたということです。職員は親指を5針縫うけがをしました。
クマは体長およそ80センチの成獣とみられ、猟友会員にその場で駆除されました。

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