マリナーズが9安打9得点でエンゼルスに大勝 今季最多の貯金6

【エンゼルス0-9マリナーズ】@T-モバイル・パーク

日本時間6月2日、ア・リーグ西地区の首位に立つマリナーズは本拠地T-モバイル・パークでのエンゼルス3連戦の2戦目を迎え、投打が噛み合って9対0で大勝。あすの最終戦を残して3連戦の勝ち越しを決め、貯金を今季最多の6とした。マリナーズ先発のブライス・ミラーは6回83球を投げて被安打3、奪三振9、与四球1、無失点の好投で5勝目(5敗)をマーク。エンゼルス先発のリード・デトマーズは4回途中4安打5失点で降板し、6敗目(3勝)を喫した。

初回一死1・2塁の先制機を生かせなかったマリナーズだが、3回裏先頭のライアン・ブリスが四球で出塁すると、2つの盗塁を決めて二死3塁となり、フリオ・ロドリゲスのタイムリーで先制に成功。4回裏には二死1塁から連続四球で満塁とし、J・P・クロフォードの4号グランドスラムでリードを広げた。6回裏にはルーク・レイリーの5号ソロ、ロドリゲスのこの試合2本目のタイムリー、カル・ローリーの2点タイムリー二塁打でさらに4点を追加。エンゼルスは野手のコール・タッカーを登板させるなど試合を諦め、マリナーズが9対0で大勝を収めた。

ロドリゲスは2本のタイムリーを放つなど、今季5度目となる1試合3安打をマーク。今季ここまで打率.273、4本塁打、OPS.661となかなか調子が上がっていないが、直近7試合では28打数12安打、打率.429、1本塁打、OPS.984とようやく勢いが出てきた。マリナーズは同地区他球団の不甲斐ない戦いにも助けられ、2位レンジャーズに4ゲーム差をつけて地区首位に立っている。中心選手であるロドリゲスが現在の勢いを維持できれば、チーム全体としても波に乗っていけるはずだ。

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