SnowMan“オフに全員でBBQ”「最強の絆」9人はテレビ界でも主役に TBS金曜日の新たな顔&連ドラの救世主

Snow Man(C)ピンズバNEWS

9人組アイドルグループ・Snow Manの勢いが止まらない――。

メンバーの渡辺翔太(31)が5月31日にインスタグラムの生配信を行ない、メンバー全員のオフが重なった同日、海でバーベキューする予定であること、海に入る可能性もあるため、浮き輪なども用意していると報告。さらにその様子をファンにも共有するために隠しカメラを回しているとも明かし、その仲の良さ、絆の強さに多くのファンが沸騰した。

X(旧ツイッター)には、

《待って!?!?!?Snow Man今日全員オフだから皆でBBQするらしいんだけど!?!?!? 仲良すぎか!?!?!?》
《仕事でもいっしょなのに全員オフだからみんなで集まってバーベキューしよう! ってなるSnowMan可愛すぎな》
《インライで「全員オフです!拍手!」って言ってたけど、バチバチにヘアセットとメイクしてて笑った 結局オフなのか仕事なのかどっちなのよwww でも、メンバーからしたらオフの時と同じくらい楽しい仕事ってことかな??》

といった声が殺到。「全員オフ」はXのトレンド入りするほどだった。

Snow Manは5月中旬から下旬にかけての1週間、メンバー全員でスペイン・バルセロナに滞在し、弾丸スケジュールで撮影を行なったと報じられている。

さらに5月29日と30日には京セラドーム大阪で開催されたSTARTO ENTERTAINMENTの合同公演「WE ARE! Let‘s get the party STARTO!!」に出演。その翌日、全員がオフ日を迎えたようだ。

「オフだとされる日にメンバー全員で集まってバーベキューをやるなんて本当に凄いですよね。彼らは今、個々の活動も多忙で9人が揃うことは滅多にないといいますが、同じく滅多にないであろうオフくらいは自由にしたいと思いそうなものですが……9人は本当に特別な関係にあるんでしょうね。

そして、その仲の良さもグループの快進撃につながっているのではないでしょうか」(女性誌編集者)

5月30日のイベントは大阪開催ということもあってかSUPER EIGHTがトリを務めたというが、4月10日に東京ドームで行なわれたイベントではSnow Manがトリを飾り、彼らが登場した際にはその日一番の歓声が上がったという。

「その人気ぶり、CDやグッズ売り上げ、コンサート動員数などの客観的な数字面から考えてもSTARTO社の中心はSnow Manだということは明らかですよね。

メンバー全員が一致団結して前に進んでいく、上昇していこうという姿勢、仲の良さはファンでなくてもしっかりと伝わってきます。どんな仕事にも全力で臨む姿勢が多くの人に支持されていますが、それは彼らがなかなかデビューに恵まれなかった苦労人でもあるからでしょうね」(前同)

■目黒蓮を筆頭にSnow Manは「連ドラ界の救世主」に

ジャニー喜多川氏(享年87)の加害問題を受け、テレビ各局は旧ジャニーズタレントの起用に消極的になっているが、Snow Manだけは例外のようだ。

NHKの稲葉延雄会長(73)は5月22日の定例会見で、旧ジャニーズタレントの新規起用について「現時点では被害者への補償や再発防止策の確実に実施されていることが確認されるまでは当面、新規の出演依頼は行なわないという方針に変わりはない」と、これまでと同じ姿勢を示した。

テレビ東京はこれまでも「新規の出演、依頼は極めて慎重に判断する」という方針を示してきたが、5月30日の定例社長会見でも石川一郎社長(66)は同方針について「全く変わりません」と話した。

さらに5月28日、国連人権理事会の作業部会はSMILE-UP.の対応について「努力は認められる」とした一方で、被害者が求める救済への道のりは遠いと指摘した。

制作会社関係者が話す。

「国連の指摘はSMILE-UP.に対してでしたが、その影響は新会社のSTARTO社にも及んでくるはずです。そんななか、Snow Manは旧ジャニーズ勢のマイナスイメージを払拭していく旗振り役になっているんです。

テレビ局もSnow Manを使いたいと考えているのは間違いありません。それは彼らがしっかりと“結果”を出してくれるからです」

1月クールのドラマを見てみると、岩本照(31)は『恋する警護24時』(テレビ朝日系)、渡辺翔太は『先生さようなら』(日本テレビ系)で主演を務めたほか、宮舘涼太(31)は『大奥』(フジテレビ系)、深澤辰哉(32)は『春になったら』、向井康二(29)は『リビングの松永さん』(ともにカンテレ・フジテレビ系)にメインキャストとして出演した。

さらに向井は4月クールの『特捜9 season7』(テレビ朝日系)に出演中。7月クールの『マウンテンドクター』(カンテレ・フジテレビ系)への出演も発表されている。

「阿部亮平さん(30)も7月クールの小芝風花さん(27)主演の『GO HOME〜警視庁身元不明人相談室〜』(日本テレビ系)への出演が決定。そして、なんと言っても目黒蓮さん(27)ですよね。7月クールの月9ドラマ『海のはじまり』(フジテレビ系)で主演を務めます。

現在放送中の『366日』も含め、月9ドラマはこのところ視聴率が全く振るっていない。その“救世主”として白羽の矢が立ったのが目黒さんです。社会現象を巻き起こした『silent』チームと再びタッグを組む『海のはじまり』は注目度抜群。フジサイドとしても“月9最後の切り札”と、目黒さんに期待を寄せているはずです。

今やSnow Man全員が、連ドラ界において“救世主”的な存在になりつつありますよね」(前同)

■「TBS金曜の顔」は中居正広からSnow Manへ

Snow Manメンバーが出演するバラエティ番組も好調だ。

向井がレギュラー出演している『芸能人が本気で考えた!ドッキリGP』(フジテレビ系)はテレビ各局が重視する13~49歳のコア視聴率が5%に迫るような高い数字を取るときもある。多くの番組が低視聴率に喘ぐフジテレビにあって、『ドッキリGP』はしっかりと視聴者を獲得しているのだ。

「向井さんが扮する『マッサマン』が逆バンジージャンプで空を飛ぶ姿は、子どもを中心に大人気ですからね。さらにグループの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)も絶好調。

これまでTBSの金曜日といえば、中居正広さん(51)の『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』のイメージが強かったのですが、『それスノ』はそのイメージを塗り替えるほどの勢いを誇っています」(前出の制作会社関係者)

2001年10月から23年にわたって続く『金スマ』だが、ここ数年は視聴率が伸び悩んでいる。

「中居さんのSMAP在籍時からSMAP解散を経ても続く『金スマ』ですが、パッとしない視聴率に加えてマンネリ化も指摘されています。そんなTBSの金曜日に鳴り物入りで加わったのが『それスノ』です。23年4月から金曜ゴールデンでの放送が始まった同番組では、特にダンス企画が大人気で、必ずと言っていいほど高いコア視聴率を取るんです」(前同)

今や『それスノ』の代名詞にもなりつつある人気企画「ダンスノ完コピレボリューション」は、誰もが一度は見たことがある振付をその場で完璧にコピーし、間違えることなく踊り切ることができるかを競うというもの。

5月24日放送の2時間SPでは、Snow Man、Kis-My-Ft2・千賀健永(33)、元A.B.C-Z・河合郁人(36)、SixTONES・ジェシー(27)、Travis Japan・宮近海斗(26)、ももいろクローバーZ・佐々木彩夏(27)と高城れに(30)らがダンス対決を繰り広げた。

「5月24日のコア視聴率は4.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と同時間帯断トツトップの高視聴率。同じ時間に放送していた『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)の倍以上の数字を取ったほどでした。

もちろん、『金スマ』は今後も続いていくのでしょうが、今やTBSの金曜日といえば『それスノ』となりつつある。“TBS金曜日の顔”が中居さんからSnow Manへと移行しようとしているんです。

Snow ManはアーティストとしてもSTARTO社の看板ですが、視聴者離れが著しいテレビ界からも大きな期待を寄せられています。それは、彼らが出る番組なら多くの若年層の視聴者がリアルタイムで見てくれるからですよね。今後も、ドラマにバラエティにとSnow Manメンバーにはオファーが舞い込み続けるのではないでしょうか」(同)

Snow Manの辞書には、“逆風”という言葉はないのかも。

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