「みんなが『タカに頑張れ!』って」PK失敗のデュッセルドルフ内野貴史に現地サポが気遣い。愛を感じる光景に反響「泣ける」「なんて温かいチームなんだ」

内野貴史や田中碧、アペルカンプ真大が所属するデュッセルドルフが6月1日、公式Xを更新。心温まるファンの行動を紹介し、反響を集めている。

クラブは同日、欧州最大の日本のお祭り『日本デー』がドイツで開催され、デュッセルドルフのブース出店を報告。多くの現地サポーターが訪れたなか、似顔絵を描いてきたという男の子など、内野を気遣うファンのショットを公開した。

「貴史のサインカードがすごいスピードで減っていく。そして、みんなが『タカに頑張れ!』って伝えてと声をかけてくれる。この男の子は内野選手に渡して欲しいと、似顔絵を描いてきてくれました。日本デーでもフォルトゥナファンの愛を感じています」

【画像】内野貴史を気にかけるデュッセルドルフのサポーターたち
今季、2部3位のデュッセルドルフは現地時間5月27日、ブンデスリーガの入れ替えプレーオフ・第2レグで1部16位のボーフムと対戦。第1レグは3-0で完勝したが、この試合では失点を重ね、2戦合計3-3でPK戦に突入。そして、7番目のキッカー内野が外したことで敗れ、悲願の昇格を逃した。

PK失敗直後、その場に崩れ落ちて大粒の涙を流したパリ五輪世代の23歳DFを現地ファンも気にかけているようだ。

このデュッセルドルフの投稿には、「泣ける」「みんな優しくて嬉しい」「フォルトゥナファンの皆さんあったかい」「愛されてますね!!」「なんて温かいチームなんだ」といった声が上がった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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