「すんなり入れた」ルートン橋岡大樹が今に活きる浦和での経験とは? 課題も明かす「もっと寄せないといけない」

ルートンに所属する日本代表DF橋岡大樹が6月1日、テレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「サタデーナイトJ」に出演。プレミアリーグへの適応や現在の課題について語った。

浦和レッズの下部組織出身の橋岡は、2018年にトップチームに昇格。その後、ベルギーのシント=トロイデンを経て、24年1月にルートンに加入した。

そんな25歳は、共演した浦和OBの鈴木啓太氏にJクラブでの育成で今に活きている点を問われると、こう答えた。

「規律を守るって、Jリーグはすごくちゃんとしているじゃないですか。海外でもイギリスでは規律を守るのは意外とちゃんとしていて。そこは、僕はすんなり入れた。他のアフリカの選手とか、規律を守らない選手がいるので、そこは役に立ったと思います」

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今後、高めていきたいことには、よりタイトな守備を挙げる。

「ゴール前の守備の部分で、もっと寄せないといけない。ゴール前で隙を与えると、すぐ決められちゃう。そして、股を閉める。股を何回かやられちゃったので。股を閉めても、ファーはキーパーに止めてくれよと」

所属クラブではカバーリングの意識に思うところがあるようだ。

「『俺はコイツを見ているからカバーしないよ。そこは全部自分で守ってね』と。でも、僕はカバーの意識がついちゃっているので、誰かが行ったらそこをカバーして。で、2対1とかになっちゃって、カバーしている方が失点に絡むのもあるんですよ」

それでも「1人で2人を守れたら、トップ選手に行けると思う。そこは、難しいですけど頑張っていきたいです」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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