【巨人】秋広優人が緊急一軍昇格 練習終了間際のドタバタ合流は坂本勇人にトラブルか

緊急一軍昇格となった秋広優人

巨人・秋広優人外野手(21)がドタバタで一軍合流した。

2日の西武戦(ベルーナ)でこの日、一軍再昇格を果たすと「7番・一塁」で即スタメン出場した。

秋広本人も予想外の抜てきだったようだ。この日は主力の坂本が打撃練習を行わずに全体練習を終了。これで2試合連続でベンチスタートとなり、何らかのアクシデントがあったとみられる中、緊急処置としてファームで調整中の秋広に白羽の矢が立った。

秋広は試合前の公示で一軍登録が発表されていたものの、練習開始時にはおらず、練習終盤になると突如、小走りでグラウンドに現れた。二軍戦が行われる平塚からとんぼ返りしたとみられ、キャッチボールやダッシュ、ノック、フリー打撃など簡易的な練習を矢継ぎ早に行っていたことからも〝ドタバタぶり〟がうかがえた。

今季は5月7日に一軍初昇格を果たし、7試合で19打数4安打、打率2割1分1厘、0本塁打と不振で同日20日に二軍落ち。その後、イースタン・リーグで26日の日本ハム戦では今季初本塁打を放ち、30日のヤクルト戦では猛打賞をマークするなど猛アピールしていた。

約2週間ぶりに一軍の舞台に戻ってきた秋広は、この日、2回一死一塁の第1打席ではカウント1―1で相手先発・ボーの3球目、147キロ直球に詰まり三邪飛に倒れた。しかし、5回一死走者なしの第2打席では左前安打を放ち、その後、立岡の適時打で二塁から先制のホームを踏み、早速、チームに貢献する働きを見せた。

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