夢のキャンプ場作りで過酷な“お手伝い” 『超無敵!開拓冒険記』展望ウッドデッキは「力士のような重さだった」

かまいたちと指原莉乃がMCを務める『超無敵クラス』が6月2日に放送された。今回は、元高校生パラグライダーの横田開くん(19)が、手つかずの山を切り開き、夢のキャンプ場を作る様子に密着するシリーズ『超無敵!開拓冒険記』第2弾!かいら(髙橋快空)、まこ(横田真子)、マージュリー(バーン眞寿璃)の3人が、1泊2日でキャンプ場に宿泊しながら、過酷な“お手伝い”をやり遂げた姿に、マヂカルラブリーの野田クリスタルも驚きの声を上げた。

開くんが開拓しているのは、埼玉県毛呂山町(もろやままち)の山。この山には開くんが中学生の頃から週5回のペースで通いつめたパラグライダー場があり、師匠と共にキャンプ場の開拓を手伝ってきた。高校卒業を機に師匠からその運営を任され、19歳でキャンプ場の社長となった開くん。「広大な山を総合レジャー施設に!」という壮大な夢を実現させるため、今回は試作品として『大自然を生かしたスリリングな遊具(ジップライン作り)』と『目玉絶景スポットを大規模DIY(ウッドデッキ作り)』の2つに挑んだ。

ジップライン作りには、約2tの重さに耐えられる丈夫なロープを使用。山の斜面の高低差を利用し、20mほど離れた2本の木にロープを結びつける。ただ結びつけるだけではロープがたわんでしまうため、“動滑車(重さが分散され、同じ重さを引く力を減らせる装置)”を使いながら、力を合わせて引っ張った・かいら・まこ・マージュリーの3人。ロープがピンと張れたシーンに、スタジオでは「(中学校の頃習った理科の内容が)実生活にいきるのを初めて見た」と、感動の声が上がった。

ピンと張ったロープに開くんがパラグライダーで使うハーネスを取りつけ、実際にジップラインに試乗。マージュリーがあまりのスリルに涙を流したものの、疾走感が楽しめるジップラインが完成。開くんはこの試作品をさらに改良し、怖さを感じずみんなが楽しめるものにしたいと話した。

続いては、キャンプ場の頂上、高さ約100mの絶景スポットに展望ウッドデッキを試作。3本の木を丸太で三角形に結び、そこにさらに丸太を敷き詰めて床を作っていく作業。開拓で伐採した木を再利用して作るウッドデッキはエコではあるが、かいら・まこ・マージュリーの3人にとってかなりの重労働。3人でようやく持ち上げられる重さの長い丸太を自分たちの背丈を超える高さまで、1本1本持ち上げ、開くんに渡していく。初日は、枠組みができたところで一旦終了。キャンプで1晩泊まるための夕食作りが始まった。

開くんが作るキャンプ飯は、手作りフランスパンと具だくさんのアヒージョ。3人が割った薪(まき)を強い火力で炭にして料理に使う。開くんが事前に仕込んできたパン生地をダッチオーブンで15分ほど焼くと、外はパリパリ、中はモッチリのフランスパンの出来上がり。ブロッコリー・エビ・トマトなど9種類の食材をニンニクと鷹(たか)の爪で風味をつけたオリーブオイルで煮る。仕上げにチーズをトッピングしたアヒージョに3人も「おいしい」を連発。フランスパンとの相性も抜群だと盛り上がった。さらにアヒージョのシメにはスパゲッティを絡めて振る舞う開くんに、3人は「イケメン!」「(スパゲッティを振る舞う男は)誰でもモテる!」と大絶賛した。そして自称・料理上手のまこも1品披露。鍋にスライスしたタマネギを敷き詰め、さけの缶詰・チーズ・マヨネーズをのせて焼いた料理も大好評だった。

かいらたちは「ご飯で体力ついたから明日がんばれる」と、元気を回復させながらテントで就寝。翌日は、いよいよウッドデッキの枠組みに丸太を並べていく作業が始まった。3人が丸太を持ち上げて開くんに渡し、開くんがボルトで固定するという流れ作業。

あいにくの雨でぬれた木材は、重たいものだと推定約20㎏以上に。3人で力を合わせて持ち上げるが、疲れも重なりよろける場面も。マージュリーが日記に「力士のような重さだった!」と、記すほどの過酷な作業が続いた。

その様子をスタジオで見た野田クリスタルは「俺もバイトで一軒家を建てるための木材を運ぶ仕事をやってて、本当にしんどいんですよ」と語り、驚きながらも「よくやったね、スゴいよ」と大絶賛。

ラストスパートではチームワークも生まれ、作業およそ10時間、47本の丸太を持ち上げ、ついにウッドデッキが完成。丸太のはしごを上った3人は、そこから見渡す絶景に「スゴいよここ!」と感動の声を上げ、開くんも「メチャいいフォトスポットだよね」と、喜びをかみしめた。

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写真提供:(C)日テレ

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