世界遺産登録20周年「熊野のチカラ」シンポ、田辺市

「紀伊山地の霊場と参詣道(みち)」の世界遺産登録20周年を記念したシンポジウムが、来月(7月)6日に、田辺市の紀南文化会館で開かれます。これは、熊野の魅力を再認識し、世界遺産の地・田辺の未来について考える田辺市主催のシンポジウムで、誰でも参加できます。

シンポジウムでは、思想家・武道家で、合気道「凱風館(がいふうかん)」館長の内田樹(うちだ・たつる)氏が、「合気道の開祖・植芝盛平(うえしば・もりへい)翁を生んだ“熊野のチカラ”」と題して基調講演するほか、田辺市の真砂充敏(まなご・みつとし)市長をコーディネーターに、内田氏と、宗教学者で相愛(そうあい)大学学長の釈徹宗(しゃく・てっしゅう)氏をパネリストに、「熊野の魅力とこれからの熊野」をテーマにトークセッションが行われます。内田氏と釈氏は、「聖地巡礼ライジング 熊野紀行」の共著でも知られてます。

シンポジウムは、7月6日土曜日、午後1時半から、田辺市の紀南文化会館大ホールで開かれ、入場・観覧は無料ですが、希望者は、今月(6月)25日までに、田辺市観光振興課への申し込みが必要です。

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