足利・鑁阿寺で初のクラフトビールフェス 多くの家族連れでにぎわい

クラフトビールで乾杯する来場者たち

 【足利】クラフトビールと料理が楽しめる「足利クラフトビールフェスティバル2024」が1日、家富町の国宝鑁阿(ばんな)寺で初めて開かれ、多くの家族連れなどでにぎわった。

 問屋町のクラフトビール醸造所「イシイブルーイング」代表の石井敏之(いしいとしゆき)さん(56)が主催。同醸造所の他、県南地域の3醸造所、ビールに合うピザやハンバーガーなどを提供するキッチンカー7台が出店した。

 会場では、予定より1時間半ほど早い午前8時半ごろからビールの提供を開始。朝から多くの人が訪れ、人気店には行列ができた。帰省中に母親と訪れた横浜市、会社員飛塚奈美(とびつかなみ)さん(26)は「多くの人と交流しながら、いろいろな種類のビールを飲めて楽しい」と満喫した様子だった。

 石井さんは「想像以上の集客。今後も続けていきたい」と話した。

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