現地時間６月１日に開催されたチャンピオンズリーグの決勝で、ブンデスリーガ５位のドルトムントは、ラ・リーガ覇者のレアル・マドリーと対戦。０－２で敗れ、27シーズンぶり２回目の欧州制覇を逃した。
このビッグマッチには、アーセン・ヴェンゲル氏、ジネディーヌ・ジダン氏、ユルゲン・クロップ氏、ジョゼ・モウリーニョ氏ら数々の大物が来場。決戦の舞台ウェンブリーを盛り上げたたなか、注目を集めているのが、ドルトムントサポーターのリアクションだ。
場内の大型ビジョンに、かつてドルトムントで指揮を執ったクロップ氏が映し出されると、たちまち大歓声。ただ、アクが強く、ヒール的なキャラクターが根付いているモウリーニョ氏の映像にスイッチすると、大ブーイングに変わったのだ。
その後、再び今季までリバプールを率いた闘将の顔が抜かれると、やはり態度を一変。熱い拍手で心から歓迎の意を示した。
【動画】露骨にもほどがある！クロップ＆モウリーニョへの愛情表現
あまりに露骨な１シーンはSNSで急速に拡散され、世界中から様々なコメントが集まっている。
「Wow...This is just Wooow...」
「ドルトムントサポの反応最高すぎる」
「これがフットボールの歴史」
「ゴール裏のサポーターって特殊な訓練受けてるよね」
「なぜ彼らはそんなにモウリーニョが嫌いなんだ？」
「モウリーニョかわいそすぎる」
「ドルトムントのスタンドからガラタサライ（モウリーニョ氏が就任間近とされるフェネルバフチェの宿敵）に愛をこめて」
「率いた全クラブから愛され、慕われる監督。なんて男だ」
「フットボール界で唯一無二の存在」
「ほんとクロップとジョゼは華があるね！」
形は違えど、歴史に名を残す２人のアイコンへの愛情表現と言えそうだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
