日本旅行、やっと着いたら「改修中」=ツアーを薦めない理由に反響―台湾メディア

日本旅行をめぐる台湾のSNS投稿に反響が寄せられている。

日本旅行をめぐる台湾のSNS投稿に反響が寄せられている。複数の台湾メディアが30日付で報じた。

台湾メディアの民視新聞網は「台湾人にとって人気ナンバーワンの旅行先は間違いなく日本だが、個人(自由)旅行とツアー旅行のどちらが良いかは多くの人が気になるところだ」とした上で、台湾のネット掲示板PTTの投稿を紹介した。

投稿主は「過去5回日本を訪れ、個人旅行もツアー旅行も経験済みのため、両者の違いを身をもって感じた」とし、ツアー旅行について「奇妙な観光地を無理やりねじ込まれる」と不満を吐露。例として、東北へのツアー旅行で黒羽山の五重塔を訪れた際、雪が積もって歩きにくい中やっとのことで到着したら改修中だったという出来事を紹介した。

投稿主によると、ガイドも現場に到着する前から改修中だと説明しており、「旅行会社は改修中であることを知っているはずなのになぜ連れて行くのか。(工事のための)足場と記念写真を撮れということなのか?」と批判。また、北海道へのツアー旅行でアイスクリームを食べるためだけに長い時間をかけてバスで移動したことにも疑問を呈した。

投稿主は「日本にそんなに頻繁に行かず、アクセスが不便な観光地に行くのであればツアーに軍配が上がるが、よく行くのであれば自分で調べて(個人旅行で)行った方が良い」と結論付けた。

他のユーザーからは「自分で考えたくないからこそのツアー旅行」「自分でレンタカーを運転するのが面倒だからツアーがいいんだよ」「ツアーはガイドさんにお任せでしょ」「海外旅行に出かける目的はリラックスすることだという人もいる。特に行きたいところはなく、バス移動でダラダラしながら楽しんでるんだよ」など、それなりの楽しみ方があるとの反論が寄せられたという。(翻訳・編集/北田)

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