トルコのフェネルバフチェは2日、1月にローマの指揮官を退任したジョゼ・モウリーニョ氏が新指揮官に就任することを正式に発表した。
現在61歳のモウリーニョ監督は、これまでにポルトやチェルシー、インテルやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッドやトッテナムなど数々のビッグクラブを指揮。“スペシャル・ワン”の異名を持つ同監督は、優れた手腕とカリスマ性を武器に2度のチャンピオンズリーグ制覇など、数々のタイトルを手にしてきた。
2021年夏からローマの監督に就任すると、2021－22シーズンにクラブ史上初の欧州タイトルとなるヨーロッパカンファレンスリーグ優勝へと導き、2年目となる昨シーズンはヨーロッパリーグで決勝進出を果たした。しかし、2023－24シーズンは開幕から不安定な戦いを続け、今年1月にローマの監督を解任された。
以降はフリーの状況が続いていたモウリーニョ氏だが、ついに去就が決定。トルコの名門フェネルバフチェで再出発を図ることとなった。
2日にトルコのイスタンブールに到着したモウリーニョ氏は、フェネルバフチェのホームスタジアムで行われたプレゼンテーションに出席。熱狂的なサポーターに見守られるなか、監督就任が正式に発表された。
