2位渋野日向子のスポーツマンシップは不変 笹生を即座にハグで祝福、X称賛「愛される所以」

全米女子オープンで2位だった渋野日向子【写真:Getty Images】

海外メジャー・全米女子オープン

女子ゴルフの今季海外メジャー第2戦・全米女子オープンは現地時間2日、米ペンシルベニア州のランカスターCC(6629ヤード、パー70)で最終日が行われ、2打差4位から出た渋野日向子(サントリー)が2バーディー、4ボギーの72で回り、通算1アンダーの2位。優勝した笹生優花(フリー)との日本勢ワンツーの快挙を達成した。試合中からスポーツマンシップ溢れる姿を見せており、笹生を称える姿も中継に映し出されていた。

我慢のゴルフが続いた渋野。厳しいセッティングで序盤はスコアを落とす中、笑顔がはじけたのは12番パー3だ。7メートルのバーディーパットを沈めた。ラインを読み切ってガッツポーズを見せた。同組の選手が難しいパットを決めた際などには、拍手で称えるいつもの渋野らしいスポーツマンシップを見せていた。

最終18番、先の組でプレーしていた笹生がホールアウトすると、後方のフェアウェー上で渋野は両手を上げて拍手。プレーを終えて笹生と対面すると、即座に祝福のハグを交わし「おめでとう!マージで強い!」と絶賛していた。

X上の日本ファンは渋野の戦いぶりを称え「この表情と立ち振る舞いなのだろうなあ、渋野日向子という競技者が愛される所以」「日本人プロワンツーすごい!」「起きてた甲斐があった」などと書き込んでいた。

THE ANSWER編集部

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