「木月トンネル」歩道を新設、踏切は閉鎖へ 元住吉駅側は6月27日から利用開始 川崎市中原区

関東労災病院横の苅宿小田中道路で進められている踏切の立体交差化工事で、歩行者と自転車のアンダーパスの利用が6月27日(木)から開始される。利用可能となる歩道は元住吉駅側で、関東労災病院側は周辺車両の利用状況や作業工程などの理由で、8月末頃の開通予定としている。

この歩道の新設により、当該の踏切(武蔵小杉1号)は6月28日(金)午前1時から閉鎖となる。今後は、踏切に壁を設け、来年3月までに除却するという。

管轄する川崎市建設緑政局の担当者は「閉鎖以降は踏切は通行できないため、歩行者と自転車は新設した歩道部分を利用してほしい」と話している。歩道の利用開始に伴い、エレベーター2基も、6月27日午後2時から利用開始となる。通常の利用時間は午前6時から午後11時まで。

このアンダーパス化は、年計画道路の整備事業計画に基づく工事。東急目黒線の踏切下部分を「木月トンネル」と命名し、今年3月28日から車道の利用を開始。今後は法政グラウンド前交差点までの区間の整備も検討されている。

工事が進む現場=5月24日撮影
閉鎖される「武蔵小杉1号踏切」

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