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学生向けのバスツアー「米沢オモシロ調査隊」が2日、米沢市内で行われた。市内の大学に通う新入生ら約70人が、伝統工芸の体験や移住者との交流を通じ、米沢の魅力を探った。
米沢の地で充実した学生生活を送ってもらおうと、学園都市推進協議会が主催し、山形大工学部と米沢女子短期大の学生が企画運営に携わった。
参加者は4コースに分かれ、原方刺し子、笹野一刀彫の絵付け、紅花染め、成島焼の伝統工芸を体験したり、歴史を生かしたまちづくりや農業に取り組む人たちと交流したりした。伝統工芸体験では、作り手に歴史背景などを教わりながら、熱心に手を動かした。
山形大工学部システム創成工学科1年の佐々朋幸さん(18)=同市出身=は「人の輪を広げようと参加した。充実した学生生活にしたい」と話した。