「留守児童」たちに電力科学実験室をプレゼント 中国湖北省・武漢供電

「留守児童」たちに電力科学実験室をプレゼント 中国湖北省・武漢供電

 【新華社武漢6月3日】中国の中部を東西に走る大別山脈の奥深くに位置する湖北省麻城市白果鎮の梁家畈(りょうかはん)中心小学校の子どもたちがこのほど、6月1日の「国際こどもの日」に合わせて斬新で格好いい「電力科学実験室」という一風変わった贈り物を受け取った。同小学校は出稼ぎ中の親と離れて暮らす「留守児童」を中心に、300人近くが在籍している。送電大手、国家電網傘下の武漢供電は1990年代から、毎年子どもたちに支援を行っている。

 武漢供電と同小学校は今年、共同で科学実験室を設置、最新型のインタラクティブ・アプリケーションと教材を統合し、より多くの電力知識と安全教育に関する素材を提供した。さらに、操作の仕方を指導して子どもたちの興味と創造力を刺激し、電力の安全常識をより深く理解し、科学技術の最新の発展を間近で感じ取ることができるよう導いた。(記者/熊琦)

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