麦茶パックを入れっぱなしはNG!?麦茶を傷みにくくするコツと飲み切りアレンジをご紹介☆

こんにちは。「家事コツ研究室」研究員のFumiです。蒸し暑くなってきて、麦茶の消費量が増える季節になりましたね!ですが、その麦茶、実は「傷みやすい」という噂を耳にしまして…。どうやら、麦茶には麦のでんぷん質が溶け出しているので、水や緑茶、烏龍茶などに比べて雑菌が繁殖しやすいそうなのです。

ということで、麦茶を衛生的に保つコツを調べつつ、麦茶を早く飲み切るのに役立つアレンジ術も試したのでご紹介します!

おうちで作った麦茶、長持ちさせるコツは?

全国麦茶工業協同組合によると、水出し・煮出しどちらの麦茶も消費期限は作ってから1~2日。麦茶の雑菌繁殖をなるべく防ぐためには、次のようなことが有効のようです。

・清潔な保存容器を使う。

・冷蔵庫で保管する。

・水出しで作る場合、出来上がったら麦茶バッグをすぐ取り除く。

・煮出しで作る場合、なるべく急冷して早く冷蔵庫へ。

実は煮出しのほうが水出しよりも雑菌の繁殖が起こりやすい、という説も。

煮出したあと、粗熱をゆっくり取っている間に雑菌が繁殖しやすい温度帯になってしまうのが問題のようです。だから、急冷するのが大事なポイントです!

麦茶の「ちょい足し」アレンジ☆ベスト3を発表!

さて、早く飲み切りたいけど「麦茶がなかなか減らないよ~」という日ってありますよね。

そんなときに役立つのが、余った麦茶に「ちょい足し」するアレンジ術。子どもと6種類飲み比べて、好評だったベスト3をご紹介します♪

第3位…牛乳×麦茶

【材料】麦茶、牛乳

麦茶と牛乳を1:1で混ぜました。好みで1:2とかにしてもいいかも。味はカフェオレ風でおいしいです!

麦茶はカフェインがほとんど含まれないので、夜などにコーヒー代わりに飲んだり、子どもが飲んだりするにもいいですね。

第2位…梅干し×ハチミツ×麦茶

【材料】梅干し、ハチミツ(梅干しが浸る量)、麦茶

テレビ番組で紹介されたアレンジ方法。梅干しをハチミツに浸して常温で3日間ほど置き、ハチミツごとグラスに入れて、麦茶を加えればできあがり。

梅干しをそのまま入れるより、ハチミツに3日浸したことで梅の味がハチミツにしっかり沁み出て美味! 梅干しの果肉感と塩味、酸味、ハチミツの甘み、麦茶の清涼感が相まって、まさに「暑い夏に飲みたい一杯」です。

私はダントツ1位でしたが、息子たちは梅干し嫌いで飲まなかったので2位に。

第1位…カルピス×麦茶

【材料】麦茶、カルピス(濃縮タイプ)

カルピスの麦茶割りです。5倍濃縮のカルピスを使ったので、カルピス:麦茶=1:4で混ぜました。カルピスの爽やかな甘みを堪能できて、後味はすっきり。

息子2名からは「カルピスだけのほうがいい」とは言われたものの(泣)、「カルピス味でおいしい」という感想ももらえました~。

ほかに試したのは「レモン汁×麦茶」「塩×麦茶」「炭酸×麦茶」。どれもすっきり飲みやすかったですヨ。

ただ、レモンのちょい足しは、息子は無言で飲んで「これ、最下位」との評でした…。

ちなみに「塩×麦茶」は熱中症予防にもいいようです。

日本スポーツ協会が熱中症予防として推奨している水分の塩分濃度は0.1~0.2%。1リットルの麦茶に塩1~2g加えるのが目安だそうです。

塩味はほぼ感じなかったので、スポーツキッズの麦茶をこっそり「塩×麦茶」に変えるのもいいかも。

ちょい足しで麦茶がごちそう感のあるドリンクに変身!リフレッシュにも♪

梅干しやカルピスのちょい足しでは「おいしいもの飲んだ!」という満足感のある一杯に激変できたのが良かったです!

ちなみに夜には焼酎の麦茶割りにもチャレンジしましたが、すっきり味で料理に合うし、水割りより香ばしい風味があって◎。

「余った麦茶を飲み切りたい!」というとき、アレンジを試してみてはいかがでしょうか♪

写真・文/北浦芙三子

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