荏田高校女子ハンドボール部は、４月28、29日開催された「関東高校ハンドボール大会神奈川県予選会」を５位で通過。新型コロナで中止になった年度を挟み、２年連続での関東大会出場を決めた。過去にインターハイや選抜大会など、全国大会出場も経験している同チームにとって、新年度の最初のハードルを越えた。キャプテンの飛田彩乃さん（３年）は「最後までチーム一丸となって戦えたのが良かった」と関東大会出場を喜んだ。
１点差で逃げきる
決勝トーナメントは、１回戦で優勝した平沼高に敗れ、代表決定戦に回る。１回戦の橋本高に勝利。勝てば関東大会出場が決まる２回戦では横浜創英高に敗れ、生田高との最後のイスをかけた５位決定戦に。前半３点リードで終えたものの後半追い上げられ、苦しい展開に。それでも１点差で逃げ切り、最後の切符をもぎ取った。
武器は「ディフェンスからの速攻」
チームの特長は『ディフェンスからの速攻』。「良い守りから速攻で得点が取れると、チームはノッてくる」（飛田キャプテン）。一方で、ミスやプレッシャーから、安定した型通りのプレーができないと、悪い流れにはまってしまうのが課題。関東大会では「１点でも多く得点を取って、インターハイ予選につながる試合をしたい」と意気込んだ。
関東大会は６月１日（土）から３日（月）まで千葉県で開催される。休む間もなく６月８日（土）からはインターハイ予選が始まる。
