パリ五輪へ!アーティスティックスイミング和田・小林が地元クラブで練習「2人でなら乗り越えられる」【長野】

来月開幕するパリオリンピック。
アーティスティックスイミングの「チーム」種目で日本代表に選ばれた千曲市出身の和田彩未選手。
そして長野市出身の小林唄選手です。
小学生の頃から同じクラブで成長してきた2人がそろって意気込みを語りました。

長野市のクラブに所属す和田彩未選手(20)と小林唄選手(21)。
代表合宿の合間をぬって『原点』に戻ってきました。
本番1カ月前でも、足技の基礎練習を入念に重ねます。

■和田彩未選手(20)
「ベースマーク(最低評価)を一つもとらないで最後まで泳ぎ切ることが今の課題で」
音楽に合わせて水中で演技し、技術や表現力を競うアーティスティックスイミング。
去年から採点基準が大きく変わり、一つのミスが大幅な減点につながるシステムになりました。

2人は初めてのオリンピック。
うれしさと同時に、感じたことは…
■小林唄選手(21)
「小さい頃からテレビで見ているあの大舞台に自分が立てるって想像したときに」「覚悟をもってやらないといけないというふうに強く気持ちが入った」
■和田彩未選手(20)
「今までの自分ではだめだという思いが強くなっていて、もっともっとうまくならないとオリンピックでは戦えないと思っています」
2人がこの世界に飛び込んだのは小学生の頃。
2017年には、初めて組んだ「デュエット」種目で全国優勝し、2022年には、日本選手権で3連覇。様々な舞台で、一緒に結果を残してきました。

■和田彩未選手(20)
「1人だと耐えられないことも2人でなら絶対に乗り越えられる自信があるので、最後まで2人で頑張りたい」
■小林唄選手(21)
「小さい頃からずっと一緒にいる心強い存在がオリンピックに一緒に向かっていけるのがうれしいし」「メダル獲得に向けて残りの時間を大切にしていきたい」
2人は3日から日本代表の合宿に合流しています。

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