「数日中に産卵が確認される可能性も」阿南市の蒲生田海岸で4年ぶりにウミガメ上陸確認【徳島】

(ウミガメ監視員)

「発見した時はじっとしていた。(卵を)産んでるかもと思った」

アカウミガメの上陸が確認されたのは、徳島県阿南市椿町の蒲生田海岸です。

阿南市文化振興課の向井公紀係長によりますと、6月3日朝6時15分ごろ、地元のウミガメ監視員が砂浜にいるアカウミガメを発見しました。

発見後、アカウミガメは15分ほど砂浜に留まった後に海へ帰ったということです。

蒲生田海岸にアカウミガメが上陸したの、4年ぶりとなります。

このアカウミガメは、足跡幅が約110cmの大型の個体だとみられます。

産卵のための穴を掘った形跡があり、向井係長が確認したものの卵は無かったということです。

(阿南市文化振興課 向井公紀係長)

「今回はタイミングが(産卵に)合わなかったけど、数日中に蒲生田海岸、もしくは近くの海岸で(上陸と)産卵が確認されるのでは」

阿南市でのウミガメの産卵は、2021年7月に中林町の北の脇海岸で確認されたのが最後です。

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