(ウミガメ監視員)
「発見した時はじっとしていた。(卵を)産んでるかもと思った」
アカウミガメの上陸が確認されたのは、徳島県阿南市椿町の蒲生田海岸です。
阿南市文化振興課の向井公紀係長によりますと、6月3日朝6時15分ごろ、地元のウミガメ監視員が砂浜にいるアカウミガメを発見しました。
発見後、アカウミガメは15分ほど砂浜に留まった後に海へ帰ったということです。
蒲生田海岸にアカウミガメが上陸したの、4年ぶりとなります。
このアカウミガメは、足跡幅が約110cmの大型の個体だとみられます。
産卵のための穴を掘った形跡があり、向井係長が確認したものの卵は無かったということです。
(阿南市文化振興課 向井公紀係長)
「今回はタイミングが(産卵に)合わなかったけど、数日中に蒲生田海岸、もしくは近くの海岸で(上陸と)産卵が確認されるのでは」
阿南市でのウミガメの産卵は、2021年7月に中林町の北の脇海岸で確認されたのが最後です。