5月30日は『ごみゼロの日』 本格的な海のレジャーシーズン前に海辺の清掃(高知・大月町)

5月30日は“ごみゼロの日”です。海のレジャーの本格的なシーズンを前に2日、高知県大月町で子どもたちや住民らが海辺の清掃を行いました。

『大月町ごみゼロ大作戦』と名付けられたこの清掃活動は、海のレジャーが本格的になる前に海辺をきれいにしようと大月町観光協会が日本財団の海と日本プロジェクトの一環で毎年行っています。2日は柏島の竜ヶ浜と白浜、西泊のスルギの浜で清掃が行われました。このうち白浜では大月小学校の児童や宿毛海上保安署の職員らおよそ30人が参加し、砂浜に打ちあげられたペットボトルなどのごみを拾い集めました。

「きれいな海になるように…頑張って拾ってる」
「きれいになったらいい(Q.泳ぐのは?)好きです」

また、黒潮実感センターの神田優さんが海洋汚染の一つとして深刻な問題になっているマイクロ・プラスチックについて説明しました。マイクロプラスチックは生活用品や漁具などに使われているプラスチック製品や発砲スチロールが砕けた細かい粒のごみです。浜の砂をすくい取って水に浸すと、青や白の細かい粒、マイクロ・プラスチックが浮かんできます。

神田さんによりますと粒がさらに細かくなると魚の体内に入って、それを食べた人間の血管や細胞に入り込む可能性があるということです。

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