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広島県江田島市大柿町の陀峯山(だぼうざん)で発生した1月の山火事で、警察は、たき火を山に燃え移らせた疑いで70代の男性を書類送検しました。
森林法違反の疑いで広島地検呉支部に書類送検されたのは、70代の男性です。
警察によりますと、男性は1月13日、江田島市の自身が保有している敷地で雑草を燃やして、たき火をしていた際に誤って火を陀峯山に燃え移らせた疑いがもたれています。
警察や消防の調べに対し、男性は容疑を認めているということです。江田島市消防本部によりますと、この火事では、5日間にわたって242.6ヘクタールが燃え、延べ138台の消防車と、ヘリコプターや消防艇が出動して、消火にあたったということです。
江田島市消防本部は「島しょ部で海風の影響も受けやすいため、たき火の際には消火の準備をして、消防へ届け出るなど、対策を講じてほしい」と呼びかけています。