自動走行のトラクター実演会!スマート農業で担い手不足を解消へ 富山

農家の担い手不足で注目される「スマート農業」。3日は自動走行のトラクターの実演会がありました。

スマート農業を推進しようと、富山県は3日新たに高精度な位置情報システムのサービスの提供をスタートし、説明会には生産者などおよそ100人が参加しました。

この位置情報システムは、従来のGPSで生じるずれを補正することができ、トラクターなどの農業機械を誰でも自動で正確に運転することができます。

県の担当者によりますと、このシステムは、古い農業機械に取り付けることができ、コストを安く抑えることができるのもメリットの一つです。

この日はトラクターの自動走行のほか、農薬を散布するドローンのデモンストレーションも行われました。

生産者:「実際に使っとるからもっと精度を求めます」

JAの担当職員:「安全に効率的な作業ができるものとして普及すればいいなと思います」

農機具メーカー担当者:「農業を始めたばかりの人でも簡単にトラクター等が使えるような未来になればいいかなと思います」

富山県農林水産部技術課 山崎一浩課長:「なかなか人手不足とか高齢化っていうものには避けて通れない時代になってきていますので、スマート農業っていうものが将来の農業を維持していくとか発展していくものになって行くんだろうと思っています」

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