サンフレッチェ広島 ソティリウが今季初2ゴール 大迫敬介を中心に堅い守りで完封勝利 ジュビロ磐田戦(6月1日)

サンフレッチェ広島です。明治安田J1リーグ、ジュビロ戦。「ハイプレス」「サイド攻撃」「堅い守備」という3本の矢で、およそ2か月ぶりに地元で勝利を収めました。

暫定9位のサンフレッチェ。日本代表の 大迫敬介 、川村拓夢 にとっては代表戦前、最後の試合でした。

ここ2試合のホームゲームは前半の失点が目立っていましたが、キーパーの大迫が難しいボールをしっかりとセーブ。安定感のあるプレーでリズムを作ります。

守備の中心・荒木隼人 がイエローカードの累積で出場停止となり、代わりに最終ラインに入ったのは 中野就斗 。中野は190センチの相手FWをしっかり抑え込みます。

ゲームが動いたのは前半38分。松本泰志 がサンフレらしいハイプレスを見せると、ダイレクトでソティリウ。3月以来のリーグ戦ゴールで先制します。

後半15分にはサンフレらしいサイド攻撃。東俊希 のクロスにソティリウ。「練習からやってきたとおり」というピンポイントクロスに頭で合わせ、今シーズン初の1試合2ゴールをマークします。

さらに日本代表の川村のロングパスからサイドチェンジ、受けたのは新加入の 新井直人 。切り返して、左足のシュート。そのこぼれ球にソティリウ…、惜しい、最後は東がシュート。ソティリウはハットトリックとは次節以降にお預けとなりました。

それでもキーパー・大迫を中心に最後まで「これぞサンフレ!」という堅い守りを見せ、2対0で完封勝利。4月7日以来、およそ2か月ぶりに地元で勝点3を手にしました。

サンフレッチェ広島 大迫敬介 選手
「いい気持ちで代表に行くことができると思いますし、代表はチームとは全然違う戦いになると思いますけど、ここ(サンフレ)で出してきたパフォーマンスというものをしっかり発揮してきたいと思います」

― その大迫選手ですが、日本代表の試合が控えていて、6月11日(火)には広島でシリア戦。さらに大迫選手・川村拓夢選手の2人がいない間にルヴァンカップが行われます。ホームアンドアウェーなんですが、9日(日)が地元、エディオンピースウイング広島です。「超熱狂NIGHT FES」という光と音のショーもあります。まだ、スタジアムに行っていない方、ナイトゲームを見たことがない方はぜひ。

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