上白石姉妹に〝焼き肉店プロデュース〟浮上 店づくりに生きる「食べ歩き経験と知識」

上白石萌音(左)と萌歌

女優で歌手の上白石萌音(26)と萌歌(24)の〝上白石姉妹〟が焼き肉店のプロデュースに興味を示しているという。姉・萌音と妹・萌歌は常々、焼き肉好きを公言。知識も豊富で、地方の名店探しにも余念がない。もし、プロデュースが実現すれば話題を呼びそうだ。

萌音と萌歌は、2011年の第7回東宝シンデレラオーディションに姉妹そろって応募。姉が審査員特別賞、妹がグランプリを獲得し、2人は芸能界入りを果たした。

その後、萌音は20年のTBS系ドラマ「恋はつづくよ、どこまでも」をはじめ、話題作に次々出演。21年度下半期のNHK朝ドラ「カムカムエヴリバディ」では初主演を務めるなど活躍している。

一方の萌歌も負けてはいない。18年には主人公の声を務めたアニメ映画「未来のミライ」がカンヌ国際映画祭監督週間に選出。19年にはNHK大河ドラマ「いだてん」、22年前半期の朝ドラ「ちむどんどん」に出演するなど存在感は増すばかりだ。

そんな2人のパワーの源になっているのが焼き肉。今年3月には姉妹そろって深夜に焼き肉を満喫する姿を写真週刊誌「フライデー」に報じられたが、かねて焼き肉好きを公言してきた。

萌音は21年にバラエティー番組「KinKi Kidsのブンブブーン」(フジテレビ系)に出演した際、自身の肉好きについて「ごほうびもお肉だし、何かを頑張る前の景気付けもお肉。お肉に支えられているんです」と語った。

また、萌歌も発売中のファッション誌「装苑」のインタビューで、まっさらでいるために心掛けていることを聞かれると「一人焼き肉! 自分と定期的に乾杯しています」と明かしている。姉妹にとって焼き肉は女優業を続けていく上で欠かせないものになっているのだ。テレビ関係者の話。

「これまで2人は高級焼き肉店からチェーン店まで訪れ、とにかく肉を食べまくってきました。さらに、それぞれ仕事で地方に行くと必ずと言っていいほど事前に調べておいたその土地の焼き肉店を訪れては、姉妹で情報を共有しているのです」

食べるだけではない。肉の部位についても詳しく、全国から肉を取り寄せては自宅で姉妹焼き肉をするほど研究熱心なのだ。そこで浮上しているのが焼き肉店のプロデュースだという。

「将来的に自分たちの食べ歩き経験や知識を生かした焼き肉店を作りたい思いがあるそうです。たしかに、こだわりがあり、どういう焼き肉がおいしいかわかっていれば、他の人にも堪能してほしくもなるでしょうね」(同)

これまで多くの芸能人が焼き肉店のオーナーやプロデュースに関わってきたが、今や売れっ子女優となった2人がプロデュースするとなれば話題性も抜群だ。

「姉妹はお酒好きでも有名です。肉だけでなくお酒にも凝ったお店となりそうです」(同)

上白石姉妹の夢は膨らむ。

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