石井慧 引退早々…ハリウッド映画デビュー、ロック様と共演も決定「日本の俳優さん、ごめんなさい」

カナダ・バンクーバーに滞在中の石井慧

元MMAファイターの石井慧(37)が、俳優業をスタートさせた。米WWEの「ザ・ロック」ことドウェイン・ジョンソン(52)がマーク・ケアー役を演じるハリウッド映画「The Smashing Machine」に出演する。

レスリングで実績を残したケアーは、1997年1月にMMAデビュー。「UFC」でヘビー級トーナメントを2連覇すると、「PRIDE」では高田延彦や藤田和之と激闘を繰り広げた。そんなケアーの波瀾万丈の半生を描く同作では、ボクシングの世界ヘビー級4団体統一王者のオレクサンドル・ウシク(ウクライナ)がハリウッドデビューするなど、豪華な出演陣も話題となっている。

カナダ・バンクーバーから国際電話で2日(日本時間3日)に取材に応じた石井は、同作への出演を認めつつも、契約上、配役などの詳細は話せない様子。「ひと言で言うなら『驚き、桃の木、ストラッサー起一、減量頑張れ!』ですね。日本の俳優さん、ごめんなさい。先いっちゃいました(笑い)」などと、いつも通りよく分からないことを口走った。

石井は今年3月に引退していたことを発表。今後の展望として、役者への挑戦意欲を語っていた。早速その希望を実現させた形だが、いきなりハリウッドとは…。これも破天荒なライフスタイルを貫く石井らしさとも言えそうだが、意気込みを聞くと「時は来た。それだけだ!」と叫んだ。配役など、今後ますます注目を集めそうだ。

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