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誕生日に特別なことはしなくてもいいとパートナーから言われていても、おいしい料理を手作りするなど、何かしらしたくなるものですよね。X(ツイッター)では、妻の誕生日に夫が仕掛けたサプライズが大きな注目を集めています。いつもと変わらない夕飯に隠れていたものに、なんと17万件の“いいね”が。投稿者のはぁどっこい(@goegoecue)さんに詳しいお話を伺いました。
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誕生日に夫が作ってくれたスープから出てきたものとは
投稿者のはぁどっこいさんは先日、36歳の誕生日を迎えました。その日の夕飯は、冷蔵庫に残った食材を使って配偶者さんが作ってくれたそうです。
子どもが生まれてから「誕生日に豪華な食事やプレゼントなどはいらない」と伝えていたはぁどっこいさん。配偶者さんはそうした意向を汲み取り、食卓にはピーマン炒めや納豆ごはんなど、いつもと変わらない夕飯が並びました。
おいしい料理に感謝をしながら卵スープを食べ進めていくと、3分の1ほど減ったところで、皿の底のほうに何かがあることに気づいたそうです。
「やたら重いニンジンが沈んでいる……」。不思議に思い、すくい上げてみることに。
すると、出てきたのは「3」と「6」の形にカットされた大きなニンジンでした。スープの底に、36歳の誕生日を祝う心憎いサプライズが仕込まれていたのです。
「ねぇwww
36歳の誕生日だから旦那が夕飯作ってくれたんだけど
スープの底から『36』のニンジン出てきたwww
頑張って切ったんだねぇwww ありがとうwww」
そんなコメントとともに、サプライズスープを写した2枚の写真をXに投稿。すると反響を呼び、17万件もの“いいね”が集まりました。
リプライ(返信)には、はぁどっこいさんの誕生日を祝う声のほか「とっても素敵 ちょっとガタガタになってるところに愛を感じます!」「わー素晴らしいです 6の真ん中の穴、至難の業だっただろうな。旦那さんユーモアがありますね」「これ最高で好き」「頑張ったのがよくわかりますね」など、称賛の声が上がっています。
特別なことはしなくていいと言われていたけれど…
はぁどっこいさんによると、配偶者さんは休日のごはん作りを担当しているため、たいていの料理を難なく作ることができます。しかし手先は不器用で、いわゆるデコ料理は苦手なのだそう。
「キャラ弁は私が担当しています。なので、今回のデコニンジンは相当頑張ったみたいです」
ニンジンを「3」と「6」の形に切るのは思いのほか難しく、途中で心が折れそうになったといいます。しかし、愛する妻のため、配偶者さんは諦めませんでした。どうにかカットを終えると、切り落とした部分も無駄にすることなく、細かく刻んでスープに加えたそうです。
「夫はとても家族思いで、ニンジンをデコレーションするなど、苦手なことも家族のためなら頑張れる人です。基本は生真面目だけど、誕生日やプロポーズといった、ここぞというときに驚くようなサプライズを仕掛けてくれる行動力もあります(笑)」
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とろっとした優しい味で「とてもおいしかった」
ニンジンを見つけたときのことを振り返ってもらうと、配偶者さんは、驚くはぁどっこいさんを見守りながら爆笑していたのだとか。
「夫から『君は何もしなくていいって言ってたけど、さすがに何もないのは寂しいから、冷蔵庫にあるものでお祝いしようと思って』とネタバラしされました。私は『そんないいのに~』と言いましたが、内心とってもうれしかったです!」
ちなみに、配偶者さんのユーモアと愛があふれたスープは、とろっとした優しい味で「とてもおいしかった」そうです。
愛情深い配偶者さんとかわいい娘さんに支えられ、フリーライターとして活躍するはぁどっこいさんは、祖父の直筆画をグッズ化・販売しています。これからも家族で力を合わせて、幸せな時間を過ごしてほしいですね。