24歳のシンガー・ソングライター門脇更紗、無期限活動休止を発表「心と体が疲弊していくのを感じ」

門脇更紗

7月16日のワンマンライブをもって活動休止「この決断には時間と勇気が沢山必要でした」

シンガー・ソングライターの門脇更紗が3日、7月16日に開催するワンマンライブをもって無期限活動休止に入ることを自身のXなどで発表した。

門脇は「無期限活動休止のお知らせ いつも応援してくれているみんなへ」と記し、文書をポスト。「2024年7月16日に開催する、ワンマンライブ『ハイタッチ! ~VARIT.20th Anniversary~』をもって無期限で活動を休止させていただきます」と発表した。

「ここ約1年、日々活動する中で自分自身の心と体が疲弊していくのを感じ、体調を崩すことが増えてしまいました。届けたい! 喜んでもらいたい! という気持ちはあるのに、不安な気持ちにも襲われて、私が私じゃないようで、みんなにも嘘をついているようで、心苦しかったです」と心境を吐露。

「このままだと音楽も人としても成長できないなと感じ、一度マネージメントとレーベルを離れ、新しい環境に身を置いて心と体を大切にしたいという答えに辿り着きました。この先の活動についてお伝えできることはありませんが、まずはワクワクすること、幸せに過ごすことを目標に自分自身と向き合ってゆっくり決めていこうと思います」と今後についても説明した。

そして、「この決断には時間と勇気が沢山必要でした。ご理解いただきあたたかく見守っていただけたら嬉しいです」と呼びかけた。

続けて、「これまでアーティストとして活動できたことは、言葉では表せられないくらい感謝をしています。応援してくださった皆さん、支えてくださったスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。7月16日はこれまでの沢山の感謝の思いを込めて精一杯歌っていこうと思いますので最後まで応援よろしくお願いします!」と感謝をつづった。

最後には「活動を始めた15歳からの10年は人生においてかけがえのない時間です。同じ時代に生まれてきて、出会ってくれて、本当にありがとう! みんな! 大好きです!」と結んだ。

門脇は1999年7月16日生まれの24歳で兵庫県出身。2015年に音楽活動を開始。17年8月に18歳で自身初CDとなるミニアルバム『You and I』をライブ会場限定でリリースした。19年には、活動拠点を東京に移し、21年3月3日に配信シングル『トリハダ』でメジャーデビューを果たす。デビュー直後には、テレビ東京系ドラマ『ゆるキャン△2』エンディングテーマ『わすれものをしないように』、テレビアニメ『セスタス-The Roman Fighter-』エンディングテーマ『きれいだ』などの大型タイアップ曲に連続起用された。ENCOUNT編集部

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