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Max A. Cherney
[台北 3日] - 英半導体設計大手アーム・ホールディングスのレネ・ハース最高経営責任者(CEO)は、米マイクロソフト(MS)などがアームの技術をベースにしたパソコン(PC)の発売を準備する中、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」搭載PC市場で5年以内にシェア5割以上を目指す考えを示した。
ロイターのインタビューで述べた。3日の米国株式市場でアームは5.5%上昇した。
マイクロソフトは先月、人工知能(AI)機能を搭載したPCの発売計画を発表。ウィンドウズPC向けは何十年にもわたりインテル製チップが主流だったが、今後はアームの技術を使った半導体を採用する。
ハース氏は「ウィンドウズ(PC市場)におけるアームのシェアは今後5年で5割を超える可能性がある」と述べた。
また、アームの技術をベースにしたウィンドウズPCの最初の半導体はクアルコムが設計したが、他のメーカーも続くだろうと語った。
マイクロソフトは華碩電脳(エイスース)やデル・テクノロジーズなど端末メーカーとも、アームの技術に基づくシステムを搭載したPCの販売契約を結んでいる。