「頻繁に電動工具などを売りに来る男がいる」 自称会社員の男を逮捕 駐車中の軽トラ荷台から電動工具盗んだ疑い

島根県警出雲警察署は、3日、出雲市内に駐車中の車から電動工具を盗んだとして自称会社員を逮捕しました。

窃盗(車上狙い)の容疑で逮捕されたのは、青森県むつ市の自称会社員の男(37)です。

警察によりますと、男は先月31日午前8時50分頃から午後5時半頃までの間に、出雲市内の商業施設駐車場に停まっていた軽トラックの荷台からインパクトドライバー一式(時価4万円相当)を盗んだ疑いです。

軽トラックを所有する出雲市内の建設業の男性(40代)から翌朝出雲警察署に「車に載せていた電動工具が盗まれた」と届け出があり、犯行が分かりました。

その後、市内のリサイクルショップから「頻繁に電動工具などを売りに来る男がいる」と警察に情報提供があり、3日に出雲市内で男を発見して取り調べると共に、被害品を確認するなどした結果、容疑が固まったとして逮捕しました。

調べに対し「盗んだものには間違いないが、盗んだ場所が違う」と容疑を一部否認しているということです。

警察ではさらに余罪があるものと見て男を追及するとともに、動機や共犯の有無、出雲市内に来ていた経緯などを調べています。

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