週間MVPが決定 ヤンキース・ソトとブリュワーズ・アダメスが受賞

日本時間6月4日、2024年シーズン10週目の週間MVPが発表され、アメリカン・リーグはフアン・ソト(ヤンキース)、ナショナル・リーグはウィリー・アダメス(ブリュワーズ)が選出された。ソトは今季2度目、キャリア通算では4度目の受賞となり、ヤンキースからの選出は2週間前に選出されたアーロン・ジャッジ以来。一方のアダメスは2021年7月、2022年5月に続いてキャリア3度目の受賞となり、ブリュワーズからの選出は2022年5月、アダメスの翌週に受賞したラウディ・テレズ(現パイレーツ)以来となった。

現在25歳のソトは6試合に出場して打率.435(23打数10安打)、3本塁打、9打点、OPS1.500の好成績をマーク。長打率(1.000)とOPSはメジャー1位、塁打(23)は同2位、打率と打点は同3位、出塁率(.500)と得点(7)は同3位タイにランクインした。日本時間6月3日のジャイアンツ戦では今季3度目となる1試合2本塁打を記録。これはカイル・タッカー(アストロズ)の4度に次ぐメジャー2位タイの回数であり、キャリア通算20度目のマルチ本塁打となった。なお、26歳の誕生日を迎えるまでに20度のマルチ本塁打を記録するのは、メル・オット(24度)、エディ・マシューズ(21度)、ハル・トロスキー(20度)に次ぐ史上4人目の快挙である。

現在28歳のアダメスは7試合に出場して打率.385(26打数10安打)、2本塁打、10打点、OPS1.138の好成績をマーク。打点はメジャー1位タイ、得点(7)はリーグ2位、四球(5)と塁打(17)はリーグ2位タイ、OPSはリーグ3位、安打はリーグ3位タイ、出塁率(.484)はリーグ4位、打率はリーグ7位にランクインした。日本時間6月2日のホワイトソックス戦では2点ビハインドの7回裏に同点タイムリー、10回裏にはサヨナラタイムリーを放ってチームの勝利に大きく貢献。この試合を含め、1試合3打点を1週間のうちに3度記録した。今季はFAを控える重要なシーズンだが、ここまでは59試合で打率.260、9本塁打、42打点、8盗塁、OPS.789とまずまずの活躍を見せている。

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